2008年12月09日

大学大麻事件裁判2題

大麻密売の元関大生に懲役3年2月
「大胆かつ悪質」と裁判長・大阪地裁
関西大(大阪府吹田市)の学生らに大麻を密売したとして、麻薬特例法違反(業としての譲渡)や大麻取締法違反(営利目的所持)の罪に問われた元関大生、市川聖被告(24)の判決公判が9日、大阪地裁で開かれた。和田真裁判長「半ば遊び半分で大麻の密売行為をしていた。警察に検挙されないという理由で大学構内でも大麻の受け渡しをしており、大胆かつ悪質」として、懲役3年2月、罰金100万円、追徴金約1041万円(求刑懲役5年、罰金100万円、追徴金1041万円)を言い渡した。

判決理由で和田裁判長は、市川被告が経営学の勉強になるため卒業まで密売を続けようと考えていた、と指摘。「学生で社会経験が乏しかった点を考慮しても身勝手で、あまりに浅はかな犯行動機だ」とした。

また、逮捕時に所持していた大麻が約20グラムと多量だったことに触れ、「逮捕されなければこれらも密売され、その害悪が社会に拡散されていた危険性が極めて高かった」と述べた。

和田裁判長は判決言い渡し後、「あなたは若いのだから、まだいくらでも立ち直ることができる。もうこんなバカなことはしないよう、ちゃんとした社会人になるように」と説諭した。

判決によると、市川被告は昨年12月〜今年5月、常連客だった関大生らに大麻約1900グラムを売りさばき、1000万円以上を売り上げた。さらに5月8日、自宅で大麻約20グラムを所持した。

市川被告はこれまでの公判で「これからは環境やエネルギー関係の仕事をしたい」と述べるなど社会復帰に意欲をみせていた。すでに保釈され、この日は黒いトレーナーに茶色のズボン姿。実刑判決を言い渡された瞬間も表情を変えず、動揺した様子はなかった。
(2008年12月9日 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000517-san-soci

慶大生大麻事件、キャンパスで譲渡の男子学生に有罪判決
横浜地裁
20081209-02慶応大生による大麻事件で、大麻取締法違反(譲渡)の罪に問われた横浜市青葉区、同大商学部2年内田浩太郎被告(21)の判決が8日、横浜地裁川崎支部であった。

阿部浩巳裁判官「最高学府である大学のキャンパス内で大麻の売買が行われたことは、社会に少なからぬ衝撃を与えた」と述べ、懲役6月、執行猶予3年、追徴金7000円(求刑・懲役6月、追徴金7000円)の有罪判決を言い渡した。

阿部裁判官は判決後、「起こしたことの結果については責任を引き受けなければならないが、これから新しい道を歩んで下さい」と諭した。

判決によると、内田被告は7月3日、横浜市港北区の同大日吉キャンパスで、経済学部の元男子学生(懲役6月、執行猶予3年が確定)に大麻約0・84グラムを7000円で譲り渡した。

慶応大広報室は「判決内容を厳粛に受け止めている。大学全体として、再発防止に向けた取り組みと薬物問題への対応を進めていきたい。内田被告の処分については今後、検討する」としている。
(2008年12月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081208-OYT1T00278.htm?from=nwla

【付録】

大麻所持の同志社大生5人を起訴猶予処分
神戸地検
同志社大生の大麻取締法違反事件で、大麻を所持していたとして兵庫県警が同法違反容疑で書類送検した同大の男子学生4人と女子学生の計5人について、神戸地検起訴猶予処分としたことが9日、分かった。処分は5日付。神戸地検は「大麻が少量で事実を認め反省しているため」としている。

起訴猶予処分となったのは、商学部4年の女子学生(22)=神戸市=のほか、大阪府箕面市の政策学部3年生(21)ら男子学生4人

県警は11月25日、5人が今年7月9日、政策学部生が当時住んでいた京都市上京区のマンションで、大麻草約1グラムを所持していた疑いで書類送検していた。
(2008.12.9 産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081209/crm0812092019026-n1.htm

shadow9 | COM(2) | T B(0) | ・裁判
※この記事へのコメント

こんばんは。

 しーけーいーじゃ〜!!死刑!

 何回も恐縮ですが、コロンビアやブラジルのように麻薬組織が社会を牛耳ることの恐ろしさを知らなさ過ぎです。

 時には血を流してでも麻薬の流通は阻止せねばなりません。
Posted by 徒然暴言日記の管理人 隆太 at 2008.12.09. 20:36
隆太さん、こんばんは。

北朝鮮でも覚醒剤が蔓延しているという話もあり、麻薬に汚染された国が滅亡の道を辿るのは過去の歴史が証明しています。

やはり、麻薬は入り口で摘み取らなくてはならない。
この学生たちも警察に踏み込まれたときは横柄に虚勢を張っているようですが、逮捕という現実を知ると、へたりこむそうです。
そういう犯罪の現実をどんどん社会に示すことで、少しは抑止に繋がるでしょう。
Posted by shadow9 at 2008.12.10. 00:54
※コメントを書く

【注意】
◆当ブログの管理人としては言語規制はしておりませんが、
「Seesaa」の方で規制が掛けられたものがあるようです。
その場合エラーとして表示されますのでご注意。

◆サーバの状態により、投稿がすぐに反映されないことがあります。

お名前: (必須入力)

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: (必須入力)

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/110951687

※この記事へのトラックバック

◆トラックバックありがとうございます。
現在、原因不明ですがお返しできないブログがあるようです。
各ブログさまには、ご了承くださるようお願い致します。