兵庫県加古川市別府町新野辺の小学2年、鵜瀬柚希ちゃん=当時(7)=が自宅前で刺殺された事件から16日で1年。県警加古川署捜査本部はこれまでに延べ約1万3000人の捜査員を投入し捜査を進めてきたが、犯人に直接つながる手がかりは得られていない。現場周辺では、住民が児童の下校に合わせたパトロールを続ける一方、「少しずつだが落ち着いてきた」との声もあった。
事件は昨年10月16日午後6時ごろに発生。帰宅した柚希ちゃんが自宅前で刺され、死亡した。捜査本部は、犯行がごく短時間だったことなどから、犯人が周辺の地理や状況に詳しいとみて捜査。周辺住民や関係者への聞き込みなどの結果、これまでに344件の不審者情報が集まった。
さらに今年7月には、警察庁が未解決事件の解決につながる有力情報に懸賞金を支払う「公費懸賞金制度」の対象に指定、8件の情報提供があったが、いずれも犯人に結びつく有力な情報はなかったという。
県警幹部は、「物証が少なく捜査は難航しているが、必ず解決するという強い意志でやっている」と話す。
(以下略)
(2008年10月14日 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000567-san-soci
「1日でも早い犯人逮捕を」
兵庫の女児刺殺1年で母親がコメント
鵜瀬柚希ちゃんの母親(28)はこの日、県警を通じてコメントを出した。全文は次のとおり。
◇
柚希の大切な命が奪われた日から今日で1年が経(た)ちました。
どんなに泣いても、どんなに祈っても柚希は帰ってきません。
そしてなぜ幼い命を奪われなければならなかったのか、知りたくても未(いま)だ犯人逮捕に至っておらず、この怒りや悔しさは言葉では言い表すことができません。
柚希は天真爛漫(てんしんらんまん)という言葉がぴったりの、活発で、明るくて誰にでも優しくできる、笑顔の絶えない可愛(かわい)い子でした。
柚希の側で、これからもずっと一緒に笑って過ごしていけると信じて疑いもしませんでした。今もまだ信じられず、柚希のいない日々を受け入れることができません。そしてどんな事があろうと犯人を許すことはできません。
1日でも早い犯人逮捕をただ願うばかりです。どんな些細(ささい)な事でも構いません。情報を寄せていただけますようお願いいたします。
(2008年10月16日 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000548-san-soci
16日午後6時5分ごろ、兵庫県加古川市別府(べふ)町新野辺(しのべ)、水間(みま)一さん(54)宅の玄関先で、同居している孫の市立別府小2年、鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)ちゃん(7)が倒れているのを家族が見つけ、119番通報した。
柚希ちゃんは、県立こども病院(神戸市須磨区)に搬送されたが、約1時間40分後に死亡が確認された。
柚希ちゃんは右胸と腹部中央の計2か所に刃物で刺された傷があり、病院に搬送された時、市消防本部の救急隊員に「男にたたかれた」と話したという。県警は殺人事件とみて、加古川署に捜査本部を設置した。
調べによると、家にいた母親の江梨香さん(27)が柚希ちゃんの悲鳴を聞き、玄関前の石段で、頭を自宅側に向け、うつぶせで血まみれになって倒れていた柚希ちゃんを発見。
約2分後、救急隊員が駆けつけたが、傷は約10センチと深く、搬送中も意識はもうろうとしていた。凶器は先が鋭利な刃物とみられるが、発見されていない。
柚希ちゃんは、事件直前の午後6時ごろまで、自宅から約300メートル離れた公園で妹や同級生ら数人と遊んでいた。同4時半ごろに妹が先に家に帰り、柚希ちゃんも自転車で帰宅したという。自宅の東側に自転車を止めて家に入ろうとしたところを刺されたらしい。
柚希ちゃんが刺された前後に、男が叫ぶような声を聞いたとの情報がある。
近所の人によると、柚希ちゃんは江梨香さん、姉、妹らとともに、水間さん方で暮らしていた。両親は今年4月に離婚したという。
現場は、山陽電鉄別府駅西約1キロの住宅街の一角。
(2007年10月17日 読売新聞)悪夢の凶行再び、昨年も同様事件
帰宅直後の玄関前で刺殺「あまりにむごい」
静かな住宅街で突然、あどけない女児が凶行の犠牲になった。兵庫県加古川市で6日夕、小学2年の鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)ちゃん(7)が何者かに刺殺された事件。
「あまりにむごい」
「人なつこい女の子だったのに」
昨年9月には、近隣の同県たつの市で女児が刃物のようなもので襲われる事件が起き、未解決のまま。今回も刺した男は逃走しており、住民らは恐怖に凍り付いた。
住民によると、女児は3人姉妹の2番目で、3人が自宅近くで仲良くキャッチボールなどをして遊んでいる姿が見られていた。
現場近くに住む高校2年生の男子生徒(17)は「僕たちが男友達と野球をしていると、『仲間に入れてよ』と輪に入ってくる活発な女の子だった」と沈んだ声で話した。
近くの主婦(46)は、夏にかいがいしくアサガオに水をやったりする柚希ちゃんの姿が、頭に焼き付いている。
「とても活発でかわいい子。車で通り掛かると道を開け、笑顔で手を振ってくれた…」
消防署員が駆けつけたのは、通報を受けた2分後の午後6時8分。路上に倒れていた柚希ちゃんは右胸と腹に傷があり、意識がもうろうとしていた。付近は午後6時半ごろ、パトカーのサイレンで急に騒がしくなった。
近くの自営業の男性(60)は、犯行時間帯に不審な物音などは聞こえなかったと証言する。
「犯行場所は夜になると薄暗く人通りも少ない。死角になったのでは」と声を震わせた。
兵庫県では今回の現場から約20キロ西に離れたたつの市で昨年9月、小4女児が近づいてきた男に刃物で胸や腕など刺をされ、重傷を負った事件が未解決のままだ。
「悪い夢を見ているのか…」。
柚希ちゃんが通う市立別府小学校の真砂健一校長は同日夜に会見し、突然の悲報に声を詰まらせた。
校長によると、柚希ちゃんは明るく、友達思いの優しい子。音楽会に向け、練習では指揮者の合図をしっかり見ながら表情豊かに歌っていた。
「言葉にならないと思って」と、用意してきた書面を低い声で読み上げた。
17日は学年全体で芋掘りの予定だったといい、「元気だったら一緒にできたのにと思うと、非常に残念」と涙した。
(2007年10月17日 産経新聞)
兵庫・加古川
兵庫県加古川市の市立別府小2年、鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)ちゃん(7)が刺殺された現場に近い空き地や民家のガレージで23日、首を切断されたネコやハトの死骸(しがい)が相次いで見つかった。
22日にニワトリの死骸2羽が放置された現場にも近く、加古川署は同一人物による犯行の可能性もあるとみて、器物損壊容疑で捜査している。
23日午前7時20分ごろ、同市尾上町長田の空き地で、散歩中の近くの男性(65)が首を切断された子ネコ(体長約25センチ)を発見。同8時ごろには、別府町新野辺の市営浜の宮グラウンド近くの民家ガレージで、首のないハト1羽(体長約20センチ)も見つかった。
いずれの現場も、柚希ちゃんが刺殺された現場を中心にした半径約2キロ以内。
調べでは、子ネコの死骸は、首と胴体が約20センチ離れていた。死後4、5日とみられる。地面に血だまりはなく、同署は、ほかの場所から持ち込まれたとみて調べている。
(2007.10.23 産経ニュース)
9日午後4時20分ごろ、兵庫県加古川市尾上町池田の路上で、近くに住む小学校2年生の女児2人が突然男にたたかれるなどし、ひざや頭に軽いけがを負ったとの通報が、女児の友人の父親から加古川署にあった。
現場は10月16日に市立別府小2年の鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)ちゃん(7)が刺殺された場所から西に約3キロ。柚希ちゃんを刺した犯人はまだ捕まっていない。
加古川署の調べでは、午後3時すぎ、女児2人が遊んでいたところ、背後から徒歩で近づいてきた男が1人の背中を押して転倒させ、逃走した。
2人はそのまま遊び続けていたが、約30分後に同じ男が現れ、もう1人の女児の後頭部を棒のようなものでたたいて立ち去ったという。
男は身長約1メートル75で年齢30〜40歳。口とあごにひげを生やし、黒っぽいサングラスをかけ、茶色のジャンパーとジーンズを着用していたという。
(2007年12月10日 SANSPO.COM)

先日取り上げていた「東金女児変死事件」も母親の勤める病院の近くだし、この事件も自宅玄関前、しかも両方とも2,30分間での犯行。
本当に魔の隙間という感じ。
周辺で怪しげな事件も起きてるのに、警察は何もつかめないのでしょうかねぇ。
なんとか捕まえて欲しいですね。
全く早いものです。
印象が強かった事件でしたのでもう一年経ったのかと思います。
おそらく犯人はそう遠くないところで生活している。
無差別の快楽殺人だとすれば、いずれまた動きだす。
新たな犠牲者をださないためにも、検挙あるのみ。。。
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